これらの材料液を混合させて、100倍近くに膨らませます。
水で急膨張した発泡体の殻をイソシアネート(isocyanate)が強くします。
反応時に微量の炭酸ガスを発生します。
それを発泡剤として使います。フロン系は使っていません。
作業トラックをこのように呼んでいます。2トントラックを使って、現場で材料を混合させます。
作業はすべて資格を持った専門スプレーヤーによって責任施工されます。
トラックマウントの車内には左側の白いドラム缶がレジンと水、もうひとつの缶がイソシアネート。
2つの素原料がミクサーで混合された後、ポンプでホースの中を施工現場まで送られます。
高発泡性だから、高気密なのです。 その秘密は発泡する圧力にあります。 瞬時に100倍近く膨らむ強い圧力で、小さな空間や隙間に発泡体を押し込みます。 ウールやボードの断熱材にはまねできない早業ですき間を残しません。アイシネンの強みです。 |
1%のポリマーと99%の空気。 アイシネンは発泡体の中の空気で断熱しています。フロン系の発泡ガスは使っておりません。 気泡内部で空気の対流が起きません。熱エネルギーが移動しにくい特殊な気泡構造になっています。 |
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アイシネンは湿気(水蒸気)が吸着しにくい物質です。 湿気(水蒸気)が気泡の中に入ると、水蒸気圧の差により水蒸気圧の低いほうへ押し出されます。断熱材でも、湿気を溜めてしまっては意味がありません。壁内結露の原因になります。 |
音や振動を吸収します。だから防音効果もあります。 大小さまざまな気泡が音波を吸収するのです。 ホームシアターもご遠慮なくどうぞ。近くを走る新幹線もほとんど気にならないというお客様もおります。 吸音率が70%、音響透過率37dbと、高い吸音性を保持しています。 |
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難燃性です。露出する建材ではないので不燃である必要性はありません。 右の写真は、 バーナーであぶった後のアイシネンです。火の当たった所だけが炭化しましたが、それ以上に広がることはありません。アイシネンの詰まった壁が防火の役を果たしてくれます。 |
全米肺協会は、アイシネンが人体に害がなく、健康を増進する建材であることを認証しています。室内空気の汚れから肺や呼吸器を守ろうと、この団体は積極的に活動を続けています。 水で発泡するアイシネンは、ホルムアルデヒドやVOCを排出しません。 |
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断熱材は、隠れてしまう部分に使うだけに、悪化してもわかりません。それゆえに、アイシネンは何年たっても品質が劣化しないようにできています。 北米で21年間使われてきた気密断熱材としての自信があります。だから生涯保証をお客様に提供しています。 変わらない高品質を時間という実績が証明してくれます。 |
アイシネンは建物を選びません。在来工法、2x4、養護施設、病院、倉庫。すべて吹き付けることですき間を残さず気密し、断熱します。特に柱や筋交いなどが多い在来工にはもってこいです。壁のあちこちにある隙間をきちんと埋めてくれます。 もうひとつ大切なのは、仕上がりが安定していること。資格をもった専任スタッフが吹き付ける責任施工を徹底しています。だから生涯保証も提供できるのです。 |