CONSTRUCTION METHOD グラウンドホームの家づくり

漆喰内壁

漆喰は、3000年以上も前から現在まで、世界中で使われてきた塗り壁です。
自然素材100%の漆喰
グラウンドホームは自然素材100%の漆喰を使用しています。

グラウンドホームがこだわる漆喰は、長い伝統を持つヨーロッパの建築文化の中で、
素材の質感と流行を追わない洗練されたデザインを特長として、現代に引き継がれているものです。

漆喰とは
漆喰は、オーストリア産の不純物の少ない石灰石を原料に、古くから変わらない伝統的な製法で作られています。石灰石(CaCO³)を焼成したもの(CaO)に水を加えて消石灰(Ca(OH)²)とし、それを約6か月間熟成しており、材料は熟成した消石灰、大理石砂、天然水だけで、合成樹脂や有機物は含まれていません。熟成することによって、のりやスサなどの有機物を加えなくても施工性や強度の確保が可能になり、自然素材だけの建築材料として使用することができるのです。 また、漆喰は空気中の二酸化炭素と反応して再石灰化が進み、100年かけて石に戻ります。ですから、硬度や耐久性が高く、何世代にもわたって美しい壁を保つことができます。

リビングや玄関ホールに使って質感を楽しんだり、寝室やトイレなどに使用して空気環境をよくしたり、
思い思いの空間づくりに取り入れてください。

漆喰の優れた特徴

強アルカリ性

強アルカリ性

強アルカリ性という特徴があります。通常の漆喰よりも高いpH13という強アルカリ性が、強い酸化還元作用を持ち、有機物や空気中のウイルス、匂いまでも吸着し分解してくれる力があります。カビやダニが生息できるpH値は1~11までと言われているので、漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることがわかります。これらの効果には、アレルギーやシックハウス、喘息の原因として考えられているカビやダニの発生を抑えることができます。
調湿効果

調湿効果

生物のように呼吸をしている素材です。そのため、室内の湿気を吸放湿してくれるので1年を通して快適に過ごしやすい環境を作ることができます。自然素材の漆喰は、室内と外気の状況に合わせて、水分の吸収や放出を繰り返し、室内の湿度バランスを保つことができます。そのため、雨の日でもサラサラの室内を実現します。優れた吸放湿機能で湿度を調整し、結露が発生しにくい環境にします。
帯電しない

帯電しない

静電気を発生させず埃が舞いづらい空間を作ることもできます。ビニールクロスは合成樹脂を含むので静電気を発生して埃を壁一面に張り付けやすく、人が通るたびに埃が室内を舞ってしまい、アレルギーの元にもなりかねません。自然素材の漆喰は、ビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。 そのため室内を清潔に保つことができ、ハウスダストが原因で起こるアレルギーなども、しっかり防ぎます。
自浄作用

自浄作用

自然素材100%の漆喰には自浄作用があり、壁についた汚れが時間とともに薄くなっていきます。またにおいの吸収効果もあり、タバコやペットの気になるにおいなど、家の中の生活臭を吸着・脱臭します。
デザイン性

デザイン性

自然素材の漆喰は数千年もの昔から、教会のフレスコ画や城塞の外壁など、世界各国で建築材として使われ、日本でも古くから城や土蔵などに使われてきました。漆喰の純白度合いが高いことが理由です。柔軟な素材なので、コテや刷毛、クシなどを使用し、壁面や天井に好きなデザインを施すことが可能です。
漆喰背景